院長ブログ

2012年10月

実りの秋

秋ですね

稲が豊かに実り、収穫をしました

自分で言うのもなんですが、僕はこの時が一番いい顔をしています

けれども、ここに至るまでは色々な事がありましたcoldsweats01

昨年は草引きを怠り、すごく貧弱な稲になりましたcoldsweats02

だから今年は出来るだけ丁寧に田んぼの状態を観てeye、お世話をしましたrock

大きく育った分、稲刈りをして束ねるのも大変ですがsweat01、大事に育てた分、喜びも大きくなりましたclub

今年の稲作のように毎日を丁寧に一歩一歩、歩んでいきたいです

 

武士道(夕焼け京都塾)

日曜日、夕焼け京都塾に行きました。

講師はアレキサンダーベネット氏、内部講師は山折哲雄塾頭でした。

ベネットさんはニュージーランド出身で,色んなスポーツを経験されましたが、日本に来て剣道をする事になり、他のスポーツにはないものを感じられた経験をお話くださいました。

最初に感じられた違いは勝負よりも、気剣体の一致というプロセスを大事にするという点だとの事。

得点したり、勝ったら大喜びして終わりという結果重視ではなく、剣道に於いては審判は、打突部分・打った時の心の状態・刃筋正しく打っているかどうか・打った後の気持ち(残心)などを見るといいます。

 

残心は自分の身構え・気構えであり、剣道においては相手に対する思いやりでもあり、残心があって一本となるとお話されました。

そして、「一本」には前のプロセスと残心があり、「一本」の美というものがあるとお話されました。

 

しかし、柔道では惜しかったら「技あり」「有効」などと言い、点数が付きます。形はどうでも良くなっていて勝つことが全てとなっています。

オリンピック種目になった事で金メダルがゴールとなり、勝った選手はすぐさまガッツポーズをします。残心はあまり見られません。

 

プロセス・心のやりとりがなくなっている事、全てのスポーツにおいてスポーツマンシップが無くなってきている事をベネットさんはとても嘆いておられました。

相撲の世界で横審が何故、ガッツポーズを嫌うのか、少し分かった様な気がしました。

 

ベネットさんはまた、剣道をする事で、自分がミスした事は全て自分の責任だと思うようになったと話されました。

運がが悪いとも言わなくなり、自分に「残心がない」と思うようになったそうです。

残心をもって生活する(後先の事を考えて生活する)事が生活の知恵を得ることにつながったのだと教えて頂きました。

 

剣道はやればやる程得る事が多く、生き方も死に方も教えてくれる、ベネットさんにとっての宗教だと話されました。

厳しい暑稽古や寒稽古で何度も「死んだ」と表現しておられました。しかし身体が限界を感じる中で、何度も倒されていると、しだいにフワフワして変な気持ちになり、だんだん倒されても平気で起き上がれるようになっていったと言います。何かを求めている訳でもなく「これだ」と思われ、剣道に魅せられていったそうです。

厳しい稽古を重ねるうち、「武士道とは死ぬこととみつけたり」の言葉通り、いつでも死ねる勇気をもてるようになったと語られました。

 

「根性と武士道の関係は?」と問われ、武士道を実践するには自分の身を捨てる根性が必要と答えられました。

そして勝負においては自分に負ければ相手に負ける。自分の念に集中し、消極的な声をなくす(ゾーンに入る)事が大事で、勝負の行方は神様に委ねても良いと述べられました。

 

どの言葉もベネットさんの経験に裏打ちされていて、その雰囲気からも、厳しい剣道修行により武士道の精神を修められた人なのだと感じられました。

やはり、自分を追い込む事もしなければ、真の強さは手に入れられず、真の自分には辿り着けないのだろうと感じました。

 

大峯山で死の恐怖に慄いていた(9月のブログ参照)僕は、いつでも死ねる勇気には程遠くcatface、まだまだだなあと思いますcatface

これから歩む道、僕も自分のゾーンに入っていこうと思います

 P.S.

ベネットさんが自分を追い込むところを見てみたかったですが、そうもいかないので、家に帰ってから僕が尊敬する剣士、栄花 直輝さんのビデオを観ました。

この数年間で何度も観ましたが、ベネットさんにお会いしてお話を聴いた後で観ると、栄花さんの心の変化や精神など、前よりも雰囲気を感じとる事ができました。

とても気合が入る映像です。YouTubeにも映像があったので、是非、下をクリックして観てみてくださいねwink

 ただ一撃にかける1   ただ一撃にかける2   ただ一撃にかける3

大峯奥駈修行 2(下山後)

大峯奥駈を何とか到着地点(前鬼)までたどり着き、勤行の後、用意してくださっていた飲み物を頂いた時はとても有難く、美味しくて、安堵感でいっぱいでしたconfident

脚が痛くて、座る形を何度も変えながらも、美味しい晩ごはんをしみじみと味わい、何とかお風呂に入り、歯をみがき、トイレに行き、ふとんに入りました。

ふとんに入ってから周りの人たちと色んな話をしました。

天の川が観えると聞いて、外に出て語ったりもしましたgemini

命懸けの修行を乗り越えた同志との語らいは良い想い出ですnight

次の日、前鬼から10キロ程離れたバス停まで歩き、バスに乗って熊野三山に向かいました。

熊野三山は5年程前に来た事がありましたが、叩きつけるようなどしゃぶりの雨に遭い、那智の瀧も立ち入り禁止になっていたので、もう一度参拝したいと願っていた地です。

 

2日かけて参拝しましたが、山修行の時とは違い、とても良いお天気でしたsun

青岸渡寺にお参りした時には修験道の開祖である役行者(役小角)の像が満面の笑みを浮かべていました。今まで見た中で一番美しい笑顔の役行者でした

那智の瀧も美しい姿を見せてくれました。

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社も素晴らしく、神気に満ち満ちているようでしたclover

熊野三社で八咫烏について書かれた物や八咫烏のお守りなどをよく見かけました。

京都を出発する前に参拝した聖護院近くの熊野神社にも同じ様な物が沢山ありました。

 

八咫烏は、熊野大神のお仕えで、「八咫」とは、大きく広いという意味だそうです。

日本を統一した神武天皇を橿原まで先導したという故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。

八咫烏は太陽の化身とも称され、三本の足があります。

三本の足はそれぞれ天、地、人を顕わし、天とは神、地とは大地(自然環境)を指します。

太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟であると云うことです。

 

三本足の鳥といえば、韓国ドラマ「朱蒙(チュモン)」にもよく登場しました。

三足鳥と呼ばれ、占い師ヨミウル[神女]は、最初、三足鳥は民族の英雄ヘモスに映し出されたが、ヘモスの死後は息子であり、扶余(プヨ)の王子である朱蒙に映し出されていると言っていました。

朱蒙は後に高句麗の始祖となりました。

 

この韓国ドラマ「朱蒙」に登場した三足鳥の3本の足もまた天、地、人を顕すのだと言っていました。

 

何故同じ様に言われているのか分かりませんが、三本足の鳥の神話はアジア・北アフリカを始め、世界各国に存在するようです。不思議ですね。これが世の理なのでしょうか?

今後も人間・自然・現象の観察をする旅を続けていきたいです

 

 

観身堂整骨院

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